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2005年09月17日

1 針は「王冠」印

コマセを食べているチヌにとっては、

えさには、針もハリスも付いていないのが最も自然で食いやすい

ということは容易に想像できます。

したがって、

針もハリスも付けずに釣ることができれば最高

なのですが、

残念ながらそれでは一生釣れません。

 それで仕方なく、針をつけ、ハリスを結ぶわけです。

 しかし、このときの針はできるだけえさの動きを損なわないもの、

つまり、細くて軽いものが理想です。

 私の近所の釣具店では最近見かけなくなったのですが、

「王冠」印の針

がこれに近いものでした。メバル針のごとく細くてか弱い針ですが、

「これでないとだめ」なのだそうです。

実際この針だと、根がかりしても、

針が伸びてウキが流されずにすんだという事もありました。

「そんなやわな針では、大物がきたら伸ばされてしまうのでは?」

と思われるかもしれません。確かにそうです。

 お盆の帰省中に波止でコマセをまいていて、

アタリらしきものがまったくなく、

しばらくすると海がピンク色になったのかと思うほど、

大きなマダイが回遊してコマセによってきたことがありました。

何回かマキエに浮いては沈み、また浮いては沈みを繰り返し、

ついに針にかかったと思った瞬間に針はずれ。

その後も何回かかけたものの、1.5号のハリスしか持ち合わせがなく、

とうとう釣り上げることができなかったことがありました。

針の弱さ、ハリスの細さにバリエーションがなく、

大物を逃がす結果となったのです。

 それ以来は、必ず、ポーチの中にマダイ針と3号ハリスを

入れておくようにしていますが、残念ながら、いまだに出番がありません。

釣行のお守りのようになっています。

 通常の釣り場では、マダイ針のように重くて頑丈な針でなくとも、

十分に大きなチヌをあげることができます。


イントロ

これからお話しするチヌ釣りの方法は、

私がお世話になった渡船屋の店長から聞いた話をまとめたものです。

 私のホームグランドは、瀬戸内海。それも芸予諸島ですので、

そこら辺を念頭に置いた釣り方になっているはずです。

 瀬戸内海は干満の差が激しく、大潮のときなどは、

干潮と満潮の差が3mほどになることも珍しくありません。

したがって、一見波が静かで穏やかそうに見えても、

島と島の間などのポイントでは、

川のような激流

が流れるところも結構あるのです。

 チヌのフカセ釣りを始めて、何年か経ったころ、

磯渡しを頼んだ私たちの釣果が伸び悩んでいるのを見かねた店長が、

「一度、基本的なことを教えてあげよう。人の話しも聞いてみるもんよ」

と申し出てくれたのがこの釣り方です。

特に名前などなく、店長が自らの経験と実績から、導き出した理論です。

 この店長という人は、地元のポイントに精通していて、

芸予諸島の200以上ある磯の状況をくまなく熟知しており、

陸からでも、ワンシーズンに100枚200枚単位でチヌを釣る人です。

とりわけそのころの私にとって問題だったのは、

本流の流れの速いところでどうやってチヌを釣ったらいいのかということでした。

本流への流れ込みやワイ潮を釣るという方法で

そこそこのチヌをあげることはできますが、

そういうポイントばかりではありません。

 もろに激流が流れ出すと、手も足も出なくなるというのが実情だったのです。

この話をまとめるにあたり、特徴的なしかけの角度のところから、

激流における「迎角」理論と名づけました。

 今までの釣りに自信がもてなかったり、

いつの間にか自己流の釣り方に固執していたり、

釣具店にあるさまざまな商品に惑わされたり、

それはそれで試行錯誤する楽しみもあるのですが、

こんな考え方もあるのかということでご一読願えればと思います。

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